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みなさん、こんにちは!
アロマやハーブを使って手作り化粧品を作っていると「これっていつまで使えるの?」と思ったことはありませんか?
今日はそんな疑問にお答えします!
精油は脂溶性なのでカビが生えませんが、ハーブは水溶性なのでカビが生えてしまいます。
作っている最中に使用した道具、保存瓶、そして出来上がった後の保存の仕方にも注意が必要です。
基本的な保存の目安
侵出油(インフューズドオイル)

植物性のオイルの中にハーブを浸けた物です。これを使って軟膏やクリームを作ります。
2週間ほど浸けたら中身を濾して使用します。植物を浸けっぱなしにすると成分が変わるのでちゃんと濾して使用しましょう。
保存期間:約3ケ月
バーム(軟膏)

侵出したオイルにミツロウやカカオバターやシアバターを入れて作ります。
手作りリップやハンドクリームなどにも応用されています。
保存期間:約3ケ月
チンキ剤

無水エタノールやウォッカ・ホワイトリカーなどでハーブから成分を抽出した物です。
無水エタノールから出来た物は外用・ウォッカやホワイトリカーで抽出した物は内服として使います。使う時は薄めて使用します。
保存期間:約1年
芳香蒸留水

ハーブを水蒸気蒸留させて作ります。精油を作る際の副産物(ついでに出来る)でもあります。水蒸気に含まれた精油成分が含まれています。
ちなみに柑橘系の精油をこの方法で抽出すると水蒸気になれない重い成分(光毒性があるフクロマリン)が含まれないフクロマリンフリー精油が出来ます。
保存期間:冷蔵庫で約1ヵ月
入浴剤

ハーブを入れた薬湯は植物の酵素が働いている間は3日間入れ替え不要と言われていますが、目安はお風呂の内側を触ってヌルヌルしてないかどうかです。1日目でもヌルっとしたら諦めて捨てて下さい。
手作りバスソルトは入れた精油によって香りの持続が違います。出来るだけ作り置きをせず1回分ごと作りましょう。
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モッちゃん先生
英国IFPA国際アロマセラピスト・JAMHAハーバルセラピスト×ファイナンシャルプランナーとしてセラピスト支援と環境改善の啓発活動を行っています。CareRecipeが運営するaiHare芦屋サロンオーナーセラピスト。